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マンガ肉を作ってみよう24 一口サイズのマンガ肉 [マンガ肉編]

 先月、久しぶりに陶芸をしてマンガ肉用の陶器製骨を作りました。
 週末焼き上がったので、回収してきました。
 今回は、ある程度見た目が揃った感じになりました。
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 小型のは箸置きにでも、という意図で作りました。

 出来上がったマンガ骨でマンガ肉を試作したくなったので、今日作りました。
 が、お肉を買っていないことに気が付いたのが夜だったので、近くのスーパーで買えたのはカレーなどに使うためのある程度小さなブロック肉。そのため、箸置き用として作った約4㎝のマンガ骨で一口サイズのものを作ることにしました。
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 まずは適当な大きさに切った上で、塩を振って常温に20分程度放置して肉の温度を常温近くに戻します。
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 肉の形を整えて、肉の中心に包丁で穴を開けます。今まである程度大きい肉で作ってきましたが、今回のように親指程度の大きさしかない肉を加工するのは大変でした。
 なかなか骨が肉の穴に入らないので、最初の一つ目は10分程度時間がかかってしまいました。
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 残りの肉にも小型骨を差し込んで準備完了です。ここまで小さく手でこねながら強引に骨をねじ込むなどしていたので、肉は叩かずともかなり柔らかくなっていました。
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 このままオーブンに入れてもいいのですが、マンガ肉の表面は焦げ目っぽい仕上がりの方がイメージに近いので、今回初めてバーナーで炙ってみました。
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 ちょっと色が付くぐらいの炙りですが、肉の焼ける匂いが美味しそうです。夜の11時を回った時にやる作業ではありませんでした。

 肉が小さすぎるので、今回は余熱しておいたトースターを使いました。
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 これまでの経験から、過熱時間は1分半程度としました。あまり焼きすぎると肉の中までパサパサになってしまい、食いつくと柔らかい感覚が残っているマンガ肉としては不合格となるためです。

 そして出来上がったのが、こちらの写真。
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 小さいながらも、こんがりおいしそうに焼けました。


 今回大量に作った陶器製のマンガ肉用のマンガ骨は、また売出ししようかなと考えています。
 

マンガ肉を作ってみよう23 小型骨で作る場合 [マンガ肉編]

久しぶりにマンガ肉を作ろうかと思ったら、いつも使っている大型の骨が見つからなかったので、今回は小型の骨で作りました。
分量と焼き時間の備忘録です。
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部屋の片付けは、来週します。はい。

小型なので、肉の量は250g程度としました。
冷蔵庫から出して3時間程度、常温に慣らした肉に塩をふり、包丁で整形して骨を差しました。
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整形している間に、オーブンは200℃で余熱します。余熱は10分ぐらいで終わりました。
今回は肉が小さいので、温度200℃で時間は8分30秒にしました。
事前のフライパンによる表面焼きも省略です。

肉が大きいと裏返してさらに焼くのですが、今回は小さいので片面の8分半だけで終わりです。
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整形した余りの肉で味見したところ、ちゃんと火は通っているようです。両面焼きしなくて良かったです。

常温戻し時間がなければ、都合30分で出来る比較的お手軽なメニューです。

マンガ肉をつくってみよう22 コンガリ肉の骨格標本化 [マンガ肉編]

 今までマンガ肉の骨として陶器の骨型食器を作っていましたが、実際のところ、本物のそれらしいサイズの骨はどうなっているのか気になりました。
 そこで前回、参考資料として購入したコンガリ肉の骨を、骨格標本にしてみることにしました。

 調べたところ、骨格標本にするためにはいくつかの方法があるようです。
 土に埋めて数カ月後に掘り返す方法や煮崩して肉の部分を洗い落としていく方法のほかに、薬品を使用して肉を分解して骨だけ残す方法があるそうです。
 素人では特殊な薬品が入手しづらいですが、薬局などで市販されている洗剤などを利用して骨格標本を製作する方法もあるそうです。
 入れ歯洗浄剤のポリデントやパイプ掃除用のパイプフィニッシュなどに含まれる、たんぱく質分解成分の効果を使った方法が存在して、一部には論文にもなっているようでした。それぞれポリデント法とかパイプフィニッシュ法などと呼ばれているようです。
 水酸化ナトリウムを使用している洗剤では骨自体を腐食してしまう可能性があるので、そのような洗剤への長時間の漬け込みは骨格標本作成マニアには避けられているそうです。
 とはいいつつも自分は結局、流し台の下に置いてあった水酸化ナトリウムががっつり入っているパイプフィニッシュを使って細かな肉のそぎ落としを行いました。
 

 で、前振りが長くなりましたが、ある程度肉を取りきった状態の骨は、やや肉の脂などで黄ばんでいます。
 マンガ肉で使うような骨は白くあってほしいため、漂白することにしました。今回使用したは花王の漂白剤「直効ブライト」でした。
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 ある程度きれいに洗い上げた骨に漂白剤かかった瞬間にガスが発生しました。これは漂白剤の過酸化水素水の成分が効いたのかもしれないです。
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 この状態で一晩寝かそうと思います。



マンガ肉をつくってみよう21 再製作と、こんがり肉との比較 [マンガ肉編]

 ipadでとなりのトトロを見ようとDVD取り出してきて動画の形式の変換をかけたら、処理時間にあと50分という表示が出ました。深夜0時に。
 なんだか動画のエンコーディングってデジタルの処理のはずなのに、微妙にアナログな作業をしている気にさせられます。

 で、翌日は早く起きて出かけなきゃいかんことは分かっているものの、エンコード50分なら結果を確認するまで起きているかと思ってしまったので、その時間からマンガ肉を作ることにしました。

 漫画の深夜食堂的に言えば「マスター、マンガ肉できますか」って事で常温に戻した牛モモ肉400グラム。そんな急には用意できないですよね。事前準備済みですよね。
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 まずは肉を整形して円筒形にします。工作をしている人は分かると思いますが、柔らかいものの方が加工し難いです。これを塩揉みしてしばらく寝かせます。
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 骨を刺すための穴をナイフで開けます。普段料理する時は意識しないですが、これだけ肉に加工が必要な料理をしていると、お肉に対して感謝と申し訳ないと言う二つの気持ちを持ちます。
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 マンガ骨を強引に肉にねじ込みます。毎回、穴が大きくなって肉と骨が密着しづらいので、今回は穴の隙間に整形した時の肉片を詰めてみました。
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 フライパンで表面に焼きをいれます。これで外はコンガリで中身はジューシーなマンガ肉を実現します。ミンチ肉を使ったりするのは邪道です。
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 250℃に予熱しておいたオーブンに投入します。まずは10分200℃でベーク。
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 ちなみにこの時点で既にトトロのエンコードは猫バスでの帰宅シーン。今夜の目的は達成したのにまだ寝れないという状態が続いています。

 コンガリ焼けました~。
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 今回は最後に1分間ひっくり返して200℃ベークした後、バーナーで炙って表面に焼き色を付けました。肉の焦げる匂いが食欲を誘います。深夜1時ですが……。

 マンガ肉まとめ。今回は成功だと思います。一緒に焼いた余りの肉をスライスすると、中はレアとミディアムの中間ぐらいの食感。食いちぎる時に多少肉が伸びるぐらいでないとマンガ肉としては認められないと思います。
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 ついでに、今はモンスターハンターというゲームのイベントが開催されていたので、ゲーム中に出てくるこんがり肉という、マンガ肉とほぼ同等と思われるものが発売されていました。参考のために、2000円出して購入してきました。
 実際に持ってみると、重いです。が、これって七面鳥の足を焼いただけのものなんじゃぁゲフンゲフン。
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 ちなみに、こんがり肉を買う時にお店のお姉さんに「何の肉なんですか?」と聞いたら「これはxxxというモンスターのお肉で……」とモニョモニョ言った後に「えーと、七面鳥のお肉です」と答えてくれました。一瞬勇気を出してジョークを言ったのかと思ってホンワカしました。

マンガ肉をつくってみよう20 断面は [マンガ肉編]

 昨日作ったマンガ肉を食べています。

 オーブンで加熱し過ぎると中まで火が通って固くなってしまうのですが、今回は肉の中心部分はレアな感じのマンガ肉になりました。
 食いつくと肉がグイーンと伸びます。
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 ただ、骨を通した肉の中心部分がレア状態なので、熱による収縮がなく骨に肉が張り付きません。
 この部分を改善できたら(骨に肉が焼きつくようにできたら)、理想状態のマンガ肉になると思います。

 ちなみに、前回作ったマンガ肉用の骨を1本1000円ぐらいで売り出したものの結局3本売れ残ってしまったのですが(購入者求む!)、今ネットで検索したら1本5000円で売っているところもあり、これが素人とプロの違いなのかと思いました。
 でも5000円のマンガ骨、かっこいい。デザイン!って感じがします。ああいうものを作れるようになりたい。


マンガ肉をつくってみよう19 [マンガ肉編]

 最近、週末の料理当番が多いので、料理ついでにマンガ肉を作ってみました。
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 久しぶりでしたが、レシピをまとめていたので簡単にできました。ってか、内容はただのローストビーフなんですけど。
 ジョーク気分でクックパッドにレシピをアップデートしておきました。

 今回の料理で気がつきましたが、肉に塩を擦り込んで放置すると表面が焼かれたような変化を起こしていました。食塩によって脱水が起こったのか、肉のたんぱく質が食塩で直接変化したのか。
 ちょっと調べてみると、塩の振り方ひとつでも肉の種類やタイミングや量など、奥深そうな感じでした。

 料理も工作と似ているなぁと思いました。


マンガ肉をつくってみよう18 再試作と試食 [マンガ肉編]

 あの肉こと、マンガ肉を再度作ってみました。
 ギャートルズは子供の頃に再放送でしか見たことがなく、ほとんど記憶にないのになぜここまでマンガ肉に自分が食いついているのか分かりませんが、好きなものはしょうがないです。

 カメラが変わって綺麗に取れるようになったので、再度レポートを記録します。
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 レシピは前回と大きく変わりません。
 牛肉モモブロック肉400gを3時間程度常温でならして、焼く20分程度前に塩で揉みました。
 使用する自作の陶器製の骨は、前回よりも少しだけ大きめのものに変更しました。
 オーブンを250℃に設定して予熱をしておき、その間に肉に穴を開けて骨を通します。
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 紐で縛って形を整えて、フライパンで1分程度軽く表面を焼きました。
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 予熱が終わったオーブンの温度を200℃に設定して、お肉を投入して10分焼きます。
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 ちなみに、こびりつかない加工を施したアルミホイルなどを敷いておくと調理が楽になります。
 焼き過ぎないように注意して様子を見て、お肉をひっくり返します。ひっくり返してから6分程度焼き続けます。

 時間になったらすぐにお肉を取り出します。ここでオーブンに入れたままにしてしまうと、肉の中にまで火が完全に通ってしまい、マンガ肉らしい肉の柔らかさが失われてしまいます。
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 今回はついうっかりオーブンに5分程度長く入れっぱなしにしてしまったため、比較的、肉の中まで火のしっかり通った固めのマンガ肉になってしまいました。
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 試食の結果としては、やはりちょっとだけ焼きすぎてしまいました。
 ローストビーフの火加減は、ちゃんと見ないといけないと反省しました。

 ちなみに今回の試食では、わさび醤油を使ってみました。これは肉の臭みが消えて美味しかったので、次回から標準装備にしようと思いました。



マンガ肉をつくってみよう17 骨の型が完成 [マンガ肉編]

 マンガ肉の骨を陶器で作るための、モルタル製の型が出来ました。
 前回作った半分の型の反対側を作る際は、モルタル同士が張り付かないように剥離剤として石鹸水を使いました。
 石鹸水は、石膏型を作る時に利用していましたが、モルタルでも同じように出来るか不安でしたが、運良く、剥離剤としての効果はあったようです。

 以前作った石膏型を使用した時は、石膏型への力の入れ方がまずかったらしく、割れてしまいました。
 その教訓を生かして、今回はモルタル製の型に均等に力が加わるように変形しづらい厚めの木(パイン集成材)に型を貼り付けました。
 そもそも、今回材料として使用したモルタル(コンクリート)は、圧縮側の力に対しては強い素材であるため、均等に力が入るようにすれば壊れる可能性は少ないはずです。
 また、モルタル型を貼り付けた木が上手くかみ合うようなレバーを取り付けることで、てこの原理で楽に粘土の型作りが出来るようにしたいと考えました。


 木に貼り付けるモルタル型の面をある程度ヤスリで平らにならした上で、エポキシ接着剤で接着しました。
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 がしかし、エポキシ接着剤が硬化するまでの10分の間に、別の作業が入ってしまい油断していたらやや斜めに接着してしまいました。失敗‥‥。

 失敗したものの、手で上から押さえつけるように使用する分には問題なさそうなので、この失敗は使い方で解決することにしました。
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 陶芸用の粘土は手元にありませんが、油粘土で実際に骨の型を取れるかテストしてみました。

 結果、多少の力は必要であるものの、ある程度ちゃんとしたマンガ骨を作ることができました。
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 実際の陶芸用の粘土が、もう少し柔らかいならば何とかなりそうな予感がします。



マンガ肉をつくってみよう16 型の作成、モルタルと油粘土 [マンガ肉編]

 前回、モルタルのアルカリ性と油粘土の相性を気にしていましたが、実際に油粘土で原型を埋め込んだ型枠にモルタルを注入しました。
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 一晩経った後、ダンボールの型枠を解体して原型とモルタルの塊を取り出しました。
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 かなり綺麗に型枠から取ることができました。ひっくり返すと、裏側は意外と原型と油粘土の隙間が開いています。

 原型とモルタルもかなり綺麗に分離することができました。心配していたモルタルのアルカリ性で油粘土が解けてしまうというような事はありませんでした。
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 これまで石膏などを使い、型取りを何回か行いましたがそれらの中でもっとも綺麗に出来たと思います。反対側も同様に処理をして、マンガ肉の骨の型として使えるかどうか試してみたいと思います。


マンガ肉をつくってみよう15 陶器製の骨、再作成 [マンガ肉編]

 以前のマンガ肉用の骨を陶器で製作した際の改善案を実践したくなり、着手しました。

 過去の改善案では、型に粘土をはさんだ時の逃げ道がなかったため、バリが多く、成型時にも非常に苦労した点を回避する方法を検討していました。
 その改善案に従い、型を再作成することにしました。

 まずは、型を取るための原型を石粉粘土で作ります。
 動物園でガイドのお手伝いをしている身としては、こんなどこの骨か分からないようなものを作ることは少し不適切だと思いますが、まあリアルなガイド用の資料を作っているわけではないので、気にしないことにします。
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 今回の型は、前回石膏で作った型が壊れてしまったため、石膏よりも多少強度が高そうなモルタルを使用することにしました。
 ダンボールで枠となる箱を作り、油粘土で原型を埋め込みます。manga_hone002.jpg
 作成途中、モルタルのアルカリ性が油粘土を溶かしてしまう可能性があるかもと思いましたが、もう作り直すのが面倒だったので、失敗することを前提に作業を進めることにしました。

 前回の改善案を参考にして、油粘土で土手を作りました。manga_hone003.jpg

 うっすら駄目で元々と考えていますが、この型枠にモルタルを流し込んで様子を観察してみます。


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