オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作10 型紙最終版 [PEN E-PL2用革ケース]
最終的なレザーケースの型紙をアップデートしていなかったので更新。操作ボタン用の穴の位置などを微調整。
下記画像を表示していますが、右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」とかすると型紙がダウンロードできます。
ダウンロードしたPDFファイルをA4サイズで印刷すれば、そのまま型紙として利用可能です。
下記画像を表示していますが、右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」とかすると型紙がダウンロードできます。
ダウンロードしたPDFファイルをA4サイズで印刷すれば、そのまま型紙として利用可能です。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作09 ストラップ装着 [PEN E-PL2用革ケース]
PENを持ち歩く際、自作のケースを使っていましたがストラップはもともと付属していたものを使っていました。
しかし、せっかくケースがキャメル色の革なのに、ストラップが白色のナイロンっぽい素材ではあまりにも似合っていませんでした。
そこで、ストラップも変更することにしました。
いつもの流れで自作するところでしたが、材料を探してみると1cm幅で長さ180cmの革が800円程度、金具が100円程度、かしめるための金具が100円程度と地味に高いことがわかりました。
ストラップに1000円かぁと躊躇していろいろ探していると、手芸屋さんでストラップが売っていました。
色がケースよりも淡い感じでしたが、『無いものは作れ、ただし買えるものがある場合は買っちゃえばいいんじゃない?』という座右の銘に従い、また420円と安かったので購入しました。
カメラに取り付ける部分は、取り外しが可能な金具でした。金具が干渉してカメラ本体に傷がつかないように確認と対策が必要かもしれません。
ストラップの長さは120cmありました。165cm程度の身長の人間の場合、首からぶら下げた時にカメラがおへその下辺りにくる程度の長さでちょうど良かったです。
ストラップの幅も1cm程度と大きすぎず、首にかけていても邪魔に感じないです。
しかし、せっかくケースがキャメル色の革なのに、ストラップが白色のナイロンっぽい素材ではあまりにも似合っていませんでした。
そこで、ストラップも変更することにしました。
いつもの流れで自作するところでしたが、材料を探してみると1cm幅で長さ180cmの革が800円程度、金具が100円程度、かしめるための金具が100円程度と地味に高いことがわかりました。
ストラップに1000円かぁと躊躇していろいろ探していると、手芸屋さんでストラップが売っていました。
色がケースよりも淡い感じでしたが、『無いものは作れ、ただし買えるものがある場合は買っちゃえばいいんじゃない?』という座右の銘に従い、また420円と安かったので購入しました。
カメラに取り付ける部分は、取り外しが可能な金具でした。金具が干渉してカメラ本体に傷がつかないように確認と対策が必要かもしれません。
ストラップの長さは120cmありました。165cm程度の身長の人間の場合、首からぶら下げた時にカメラがおへその下辺りにくる程度の長さでちょうど良かったです。
ストラップの幅も1cm程度と大きすぎず、首にかけていても邪魔に感じないです。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作08 販売などについて [PEN E-PL2用革ケース]
恐れ多いことに、素人工作の作品にも関わらずいくつかお問い合わせを頂いたので、この場を借りて連絡、展開致します。
1.型紙の修正ポイントについて
以前掲載した型紙から修正すべき点があれば教えてほしいというお問い合わせを頂きました。
使用する革の厚みなどで変わってくる部分もありますが、次回作る上で改良したい点は下図の通りです。
2.販売について
有難いことに、掲載したレザーケースでも販売してほしいというお問い合わせを頂きました。
個別には回答させて頂きましたが、お問い合わせが続きましたのでこちらにも掲載致します。
Q:販売価格はいくらか?
A:送料込みで6000円です。(定型外郵便での送付を想定しています。それ以外は相談させて下さい)
Q:どのくらいで入手可能か?
A:忙しさによって変動しますが、基本的には注文受付後、料金を頂いてから3日後に発送致します。
状況により変わりますので、詳細な日程についてはお問い合わせ頂いた時に回答させて下さい。
Q:掲載した革ケースの特定の部分を修正したものを製作することは可能か?
A:内容によりますのでご相談下さい。
(縫い糸の色を黒に変更する、ボタン用の穴の形を修正するなどは簡単に対応可能です)
と、ここまで書きましたが、基本的には型紙なども展開していますし、個人の趣味として革細工を作る楽しみも体験して頂くのがベストだとは思っています。
上記以外でも、作る上で何か気になる点がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
1.型紙の修正ポイントについて
以前掲載した型紙から修正すべき点があれば教えてほしいというお問い合わせを頂きました。
使用する革の厚みなどで変わってくる部分もありますが、次回作る上で改良したい点は下図の通りです。
2.販売について
有難いことに、掲載したレザーケースでも販売してほしいというお問い合わせを頂きました。
個別には回答させて頂きましたが、お問い合わせが続きましたのでこちらにも掲載致します。
Q:販売価格はいくらか?
A:送料込みで6000円です。(定型外郵便での送付を想定しています。それ以外は相談させて下さい)
Q:どのくらいで入手可能か?
A:忙しさによって変動しますが、基本的には注文受付後、料金を頂いてから3日後に発送致します。
状況により変わりますので、詳細な日程についてはお問い合わせ頂いた時に回答させて下さい。
Q:掲載した革ケースの特定の部分を修正したものを製作することは可能か?
A:内容によりますのでご相談下さい。
(縫い糸の色を黒に変更する、ボタン用の穴の形を修正するなどは簡単に対応可能です)
と、ここまで書きましたが、基本的には型紙なども展開していますし、個人の趣味として革細工を作る楽しみも体験して頂くのがベストだとは思っています。
上記以外でも、作る上で何か気になる点がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作07 2作目の型紙 [PEN E-PL2用革ケース]
PCの再セットアップに伴い、スキャナのドライバも飛んでいたので時間がかかりました。
しばらく間をあけてしまいましたが、忘れないうちに型紙の備忘録としてデータのアップデートをしておきます。
下記jpg画像を表示していますが、右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」とかすると型紙がダウンロードできます。
ダウンロードしたPDFファイルをA4サイズで印刷すれば、そのまま型紙として利用可能です。
縫製後の所感としては、動画撮影ボタンやメニューボタンなどの切り抜き枠を型紙のデータよりも、もう少し(2mm程度)左側に広めに取っておくと使いやすくなると思います。
ここまでしておけば、例え三年後でもヌメ革と菱目打ちとロウ引き糸と針とカッターナイフを用意すれば、同じレザーケースが自作できるはずです。
20120805追記:型紙へのリンクが間違っていたので修正しました。
しばらく間をあけてしまいましたが、忘れないうちに型紙の備忘録としてデータのアップデートをしておきます。
下記jpg画像を表示していますが、右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」とかすると型紙がダウンロードできます。
ダウンロードしたPDFファイルをA4サイズで印刷すれば、そのまま型紙として利用可能です。
縫製後の所感としては、動画撮影ボタンやメニューボタンなどの切り抜き枠を型紙のデータよりも、もう少し(2mm程度)左側に広めに取っておくと使いやすくなると思います。
ここまでしておけば、例え三年後でもヌメ革と菱目打ちとロウ引き糸と針とカッターナイフを用意すれば、同じレザーケースが自作できるはずです。
20120805追記:型紙へのリンクが間違っていたので修正しました。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作06 2作目 [PEN E-PL2用革ケース]
前回1作目のレザーケースですが、革の厚さがやや薄めだったのでもうちょっと厚めのヌメ革で作り直すことにしました。
今回は東急ハンズで20cmx30cm厚さ3mm程度のヌメ革を840円で買ってきました。
なんとか1枚革で側面を構成できました。
革の切り出しは、前回の型紙を流用しました。彫刻刀とカッター、穴あけパンチや金属定規などの工具があると便利です。
穴あけパンチは直角に切り出す部分のR取りのために使用しました。これをやっておくと、後のトコフィニッシュを使ってコバの処理をする際に綺麗に仕上がります。
とりあえず切り出した革が下記のとおりです。この後ストラップ金具を避ける処理やレンズ交換用の加工を行いました。スキャナでコピーを取って型紙だけは残しておきましたが、先日のPC死亡の影響でスキャンした画像をPCに取り込むことができず断念しました。近いうちに再度アップロードしておきたいところです。(絶対どこに保存したか忘れるためブログは便利です)
で、ヌメ革だと日焼けや経年劣化で綺麗なアメ色に変化していくらしいですが、こちとら短気なのでそんなのは待っていられません。
染めQという色が浸透するタイプの着色スプレー(キャメルブラウン)を使用しました。780円と小さい割りに値段が張ります。
が、使ってみると、結構よいスプレーでした。
色素が文字通り革にしみこんでいるようにみえました。
菱目打ちも終わらせて、あとはひたすら縫うだけにしました。縫う作業自体は前回とほとんど変わりないので省略です。実作業は3時間程度かかったと思います。
裏の操作パネルの場所が、ややいまいちな感じになってしまいました。
最初に縫い始める場所は、この操作パネルの近くからはじめた方がよいと思います。
ということで、終わってみれば1作目より多少出来上がりの質の向上が見られると思います。
何事も継続は力なり、ということらしいです。
今回は東急ハンズで20cmx30cm厚さ3mm程度のヌメ革を840円で買ってきました。
なんとか1枚革で側面を構成できました。
革の切り出しは、前回の型紙を流用しました。彫刻刀とカッター、穴あけパンチや金属定規などの工具があると便利です。
穴あけパンチは直角に切り出す部分のR取りのために使用しました。これをやっておくと、後のトコフィニッシュを使ってコバの処理をする際に綺麗に仕上がります。
とりあえず切り出した革が下記のとおりです。この後ストラップ金具を避ける処理やレンズ交換用の加工を行いました。スキャナでコピーを取って型紙だけは残しておきましたが、先日のPC死亡の影響でスキャンした画像をPCに取り込むことができず断念しました。近いうちに再度アップロードしておきたいところです。(絶対どこに保存したか忘れるためブログは便利です)
で、ヌメ革だと日焼けや経年劣化で綺麗なアメ色に変化していくらしいですが、こちとら短気なのでそんなのは待っていられません。
染めQという色が浸透するタイプの着色スプレー(キャメルブラウン)を使用しました。780円と小さい割りに値段が張ります。
が、使ってみると、結構よいスプレーでした。
色素が文字通り革にしみこんでいるようにみえました。
菱目打ちも終わらせて、あとはひたすら縫うだけにしました。縫う作業自体は前回とほとんど変わりないので省略です。実作業は3時間程度かかったと思います。
裏の操作パネルの場所が、ややいまいちな感じになってしまいました。
最初に縫い始める場所は、この操作パネルの近くからはじめた方がよいと思います。
ということで、終わってみれば1作目より多少出来上がりの質の向上が見られると思います。
何事も継続は力なり、ということらしいです。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作05 型紙記録 [PEN E-PL2用革ケース]
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作04 完成 [PEN E-PL2用革ケース]
正式版の革はやや明るめの茶色の牛革です。
革のサイズがやや小さかったため、一部縫い合わせて使いました。可能であれば胴回りは1枚で作りたいところです。
切り出した状態で、革にヤスリをかけてトコフィニッシュ(367円)という革の毛羽立ちを押さえる仕上げ剤を塗って磨きます。柔らかい革にヤスリをかけるというのは新鮮な作業でした。
磨くと結構綺麗になりました。
縫い合わせは前回と同様のため省略です。実作業時間は、1時間半程度でした。
底面と側面の縫い合わせの位置がずれるとボタン用の穴の位置もずれてしまうので注意が必要でした。
背面も、まあぎりぎり操作系は不自由しない程度です。革が慣れてきたらもう少し使いやすくなるかもです。
右手側の本体膨らみも、事前に革を折り曲げて多少の癖をつけておきました。
上面は、ケースを止めるベルトをつけようと思っていましたがやめました。
底面の写真です。三脚用ネジの穴を開ける前です。この後、穴あけポンチで三脚ネジの穴を開けました。本当はバッテリとメモリカードの出し入れが出来るようにしたかったのですが、それに対応すると一気に工作の難易度と煩雑さが上がるため、今回は保留しました。
以上、1作目のPENの革ケースでした。
革のサイズがやや小さかったため、一部縫い合わせて使いました。可能であれば胴回りは1枚で作りたいところです。
切り出した状態で、革にヤスリをかけてトコフィニッシュ(367円)という革の毛羽立ちを押さえる仕上げ剤を塗って磨きます。柔らかい革にヤスリをかけるというのは新鮮な作業でした。
磨くと結構綺麗になりました。
縫い合わせは前回と同様のため省略です。実作業時間は、1時間半程度でした。
底面と側面の縫い合わせの位置がずれるとボタン用の穴の位置もずれてしまうので注意が必要でした。
背面も、まあぎりぎり操作系は不自由しない程度です。革が慣れてきたらもう少し使いやすくなるかもです。
右手側の本体膨らみも、事前に革を折り曲げて多少の癖をつけておきました。
上面は、ケースを止めるベルトをつけようと思っていましたがやめました。
底面の写真です。三脚用ネジの穴を開ける前です。この後、穴あけポンチで三脚ネジの穴を開けました。本当はバッテリとメモリカードの出し入れが出来るようにしたかったのですが、それに対応すると一気に工作の難易度と煩雑さが上がるため、今回は保留しました。
以上、1作目のPENの革ケースでした。
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作03 [PEN E-PL2用革ケース]
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作02 [PEN E-PL2用革ケース]
オリンパスPEN Lite E-PL2のレザーケースの製作01 [PEN E-PL2用革ケース]
これまで趣味のカメラとして1960年製造のオリンパスPEN-Sを使っていましたが、このたび、2011年製造のPEN-Lite E-PL2も購入しました。
特に意識したつもりではなかったのですが、一眼デジカメを買おうと思って色々と見てまわり、結局選んだのがPENでした。
これはもう、私はPENと生きていると言ってもいいのではないでしょうか。
ともかく、買ったからには長く大切に使いたいのでカメラのケースが欲しくなりました。
が、物色してみた結果、地味にカメラのケースって高いことを知りました。
PENのパンフレットに載っていた宮崎あおいさんがぶら下げている皮製のケースみたいなものが欲しいのですが、これが高い。ケースだけに5万円とか出せないです。
ということで、いつもの流れで安易に自分で作ってみることにしました。
皮細工なんて小学生の頃、工作教室でやったぐらいの素人ですが、軽い気持ちでレザークラフトの世界に飛び込んでみます。
まずは型紙作りからはじめます。
たぶん実物をコピー機などで撮った方が楽だと思いますが、原始的に紙を当てて実寸を図りながら型紙をスケッチしていきます。
ラフな型紙を切り出してカメラに貼り付け、微調整して型紙を仕上げました。
この型紙で皮を切り出して実際の製作に入ります。
レザークラフトの道具と製作予算の検討などについては、次の回でまとめます。
特に意識したつもりではなかったのですが、一眼デジカメを買おうと思って色々と見てまわり、結局選んだのがPENでした。
これはもう、私はPENと生きていると言ってもいいのではないでしょうか。
ともかく、買ったからには長く大切に使いたいのでカメラのケースが欲しくなりました。
が、物色してみた結果、地味にカメラのケースって高いことを知りました。
PENのパンフレットに載っていた宮崎あおいさんがぶら下げている皮製のケースみたいなものが欲しいのですが、これが高い。ケースだけに5万円とか出せないです。
ということで、いつもの流れで安易に自分で作ってみることにしました。
皮細工なんて小学生の頃、工作教室でやったぐらいの素人ですが、軽い気持ちでレザークラフトの世界に飛び込んでみます。
まずは型紙作りからはじめます。
たぶん実物をコピー機などで撮った方が楽だと思いますが、原始的に紙を当てて実寸を図りながら型紙をスケッチしていきます。
ラフな型紙を切り出してカメラに貼り付け、微調整して型紙を仕上げました。
この型紙で皮を切り出して実際の製作に入ります。
レザークラフトの道具と製作予算の検討などについては、次の回でまとめます。