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エグゾーストキャノン2_16 止水弁の改良 [エグゾーストキャノン編]

 久しぶりにエグゾーストキャノンを組み立てて動作を確認しました。
 出張先から持って帰る際に飛行機の荷物検査で誤解されないために、すべて分解した状態にしていたので、動作させるのは約4ヵ月ぶりでした。

 ピストンの調整をしつつ試射をしていたら、あっさり空気入れが壊れました。100円ショップの空気入れにしては、よく頑張ってくれたと思います。
 出張中は工作に付き合ってくれてありがとう、空気入れ。
exhaust_cannon2_045.jpg
 ということで、適当工作なので特に改善することもなく、あっさり新しい同型の空気入れと交換しました。


 ピストンの調整と空気入れの交換が終わったので、ついでに止水弁の改良について検討してみました。
 前回はエポキシ接着剤を利用していましたが、止水弁を作るのにも非常に手間が掛かる上に強度も不足していました。
 そこで今回は、工作で万能の応用力を発揮する布粘着テープに頼ることにしました。


 まずは試験用に小さめの口径で試行をします。
 ちょうど、次回のステディカムの自作用に100円ショップで買ってきたクリーナの余った柄の部分を使います。
 柄はアルミ製のパイプで、奇遇にも、この柄の直径が1/2Bサイズの両ネジニップルの内径とほぼ同じでしたので、簡単に接着できました。
exhaust_cannon2_046.jpg

 布粘着テープを複数枚貼り付けて、射出口をふさぎます。ふさいだ布粘着テープに切り込みをいれます。
 こうすることにより、布粘着テープに切り込みを入れた後も、ある程度射出口をふさいだ状態となり、止水弁になります。
exhaust_cannon2_047.jpg

 実際に水を入れて試してみると、エポキシ接着剤で作った止水弁と同様に、射出口を下に向けても水はあまり漏れませんでした。
 また、耐久性も充分あり、複数回試射しても、布粘着テープの止水弁は壊れることはありませんでした。


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kyanon

すいません、これと同じ物を作ったのですが、どうしても空気を入れるとすぐ、ピストンが前に押し出され、引き金を引くと空気が、タイヤゲージの下から抜けるんです・・・

この造りかただと、空気を入れるとニップル内のピストンのゴムパッキン(ナイロンタイヤの部分)からタイヤゲージの空気を止めている部分までに空気が入るだけで、引き金を引いてもピストンには何も影響せず、ただタイヤゲージから空気が抜けるだけではないでしょうか・・・?

ゴメンなさい、こういうのを造るのは、初めてなのでよく分からないのです・・・。
この文章を読んで、改良するべき所があれば教えていただけないでしょうか?出来ればこの作品の詳しい仕組みも教えてくだされば幸いです!!!
by kyanon (2011-04-03 01:23) 

degochi

同じ物を作られたという前提で考えると、ピストンが前に押し出されるということは、ゴムパッキンの気密は出来ているのだと思います。

その上でタイヤゲージ側からしか排気されないということは、ゴムパッキンの長ニップルへの密着度が不足していることが考えられます。
ゴムパッキンを止めているナットの締め付けを少しだけ強めて、ゴムパッキンの長ニップルへの密着度を高めてみて試行して下さい。
自分が動作させている状態は、長ニップル内のピストンが簡単には動かない程度です。(ピストンを長ニップルに押し込む時、小指一本ではちょっと疲れる、ぐらいです。分かりにくい例えですみません)

動作のための調整については、以下のページにも考察を記載しています。
ご参考まで。
http://degochi.blog.so-net.ne.jp/2011-04-04
http://degochi.blog.so-net.ne.jp/2010-08-22

by degochi (2011-04-05 00:15) 

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