ペットボトルロケットの製作その04 [ペットボトルロケット]

よくよく考えたら、毎年、夏になったら遊ぼうと思いつつ、いろいろ忙しくて忘れてしまっていました。
発射台だけ作ってお腹一杯になりペットボトルロケット本体を作らず4年も放置するという、いつもの目的と手段が入れ替わって満足しているパタンでした。
4年も放置していたので、さすがに機能不全を起こしているだろうと思いチェックしましたが、意外と問題ありませんでした。

ということで、今年こそ、ロケットを作って実際に試射して遊んでみます。
製造後時間がたっていることと、そもそも4年前の自分が作ったという点の怪しさを考慮し、小さめのロケットを少ない圧力で飛ばす程度の遊びとしたいので、ロケットは500mlのペットボトルで製作する予定です。
ペットボトルロケットの製作その03 [ペットボトルロケット]
ペットボトルロケットの製作その02 [ペットボトルロケット]
これから先の工作は、ある程度の高圧な圧縮空気を用いた「ロケット」を扱っています。
出来上がったものを人に向けたりしないなどは当然ですが、素人の工作ということを念頭に置いて充分安全を考慮し、自己責任で対応する必要があります。
水まき用ワンタッチノズルのオス側のパーツとペットボトルの蓋、エポキシ接着剤を用意します。

まずは水まき用ワンタッチノズルのオス側をペットボトルの蓋に接着できるようにノコギリで切断します。

ノズルの切断面は、ペットボトルの蓋としっかり接着できるようにヤスリがけをして平面に整えておきます。
ペットボトルの蓋に、ノズルの穴と同じ直径の穴を開けて、エポキシ接着剤で接着します。

写真では、上が接着前のノズルと蓋、下が接着後のノズルと蓋です。
接着する際は、高圧が掛かっても均等に圧力が分散され破壊しにくいように、バランスよくします。ペットボトルの穴とノズルの穴もずれないように注意する必要があります。

ここまで作れば、発射台を固定できる構造体を作りさえすれば、発射のテストができるようになります。
ペットボトルロケットの本体の作り方は、ネットの世界に多く転がっていると思いますので、ここでは割愛しようと思います。
現状、穴を開けるドリルと切断のためのノコギリとカッターを除けば材料代は700円です。
残りの発射台固定のための構造を作る材料で300円掛かっても、1000円に収まります。
市販されているペットボトルロケット作成キットが買えなくても、いろいろ考えて作る手間と時間と労力と、それを楽しむ気持ちさえあれば貧乏でもある程度はなんとかなるのかなと思います。
ただ、繰り返しになりますが、これはある程度の高圧な圧縮空気を用いた、人に危害を与える兵器となりうる危険な「ロケット」です。
素人の工作ということを念頭に置いて、充分安全を考慮して実際の発射など対応する必要があります。
ペットボトルロケットの製作その01 [ペットボトルロケット]
その内容が夏休み中に検索でよく引っかかっていました。
期を逸した感は否めませんが、作り方についてまとめていないのも気持ちがすっきりしないので記録しておきます。
<用意する材料一覧>
・1.5リットルサイズの炭酸飲料用ペットボトル2本(蓋) : 廃品利用
・自転車用虫ゴムバルブセット(百円ショップ) : 105円
・水まき用ワンタッチノズル、オス(百円ショップ) : 105円
・水まき用ワンタッチノズル、メス(百円ショップ) : 105円
・ゴム栓(外径がホース内径と同じもの、ホームセンタ) : 50円
・耐圧ホース(ホームセンタにて切り売り、15cm) : 20円
・ホースバンド、ステンレス22mm2個入(百円ショップ) : 105円
・空気入れ、ボール用(百円ショップ) : 105円
・エポキシ接着剤(百円ショップ) : 105円
発射台から作ります。
まずは自転車用の虫ゴムバルブをホースに固定します。

ゴム栓に虫ゴムバルブよりも細い穴を開け、強引に虫ゴムバルブを捻じ込みます。

ホームセンタによってはゴム栓を置いていないところもありますが、上記写真のようにゴム製の家具用足などは、大抵のホームセンタのゴム製品のコーナに置いてあります。こちらは元から穴が開いていますので、サイズさえ合えば工作の手間が省けて非常に便利です。
このバルブ付きゴム栓をホースに差し込み、外れないようにホースバンドで締め付けます。

このホースを水まき用ワンタッチノズルのメス側に取り付けて、発射台のパーツが出来ました。

写真では試作段階のペットボトル側のノズルが付いていますが、ノズルの作り方については次回記載します。
ペットボトルロケットを500円で作る [ペットボトルロケット]
夏休み中、ペットボトルロケット(水ロケットとも言うのでしょうか?)を作成しました。
市販キットが3000円と高いので、自作しようと決めて、構想だけは練っていたものです。
実際構想通りに自作してからネットで調べると、構造は大体似通っているようです。
常識的な作り方に着地したことに安心したような、悔しいような・・・、複雑な心境です。
さて、他の自作された方のWebページを見ていて思ったことが1点。
さらっと見ただけですが、ほとんどのページで材料費など、コストについて書かれていないのです。
貧乏人には、『いくらぐらいの出費で作れるのか』というところが気になるのです!
ということで、出来るだけコストを抑えて作った今回の場合、どのくらいになるのか確認しました。
結果、発射機構部分で約500円でした。
ペットボトルは廃物利用ということで費用に入れていません。
今後は固定のために発射台を自作するつもりですが、これも500円以内に収められると思います。
発射機構部分。右端のホースの部分に百円ショップで購入した空気入れを接続します。
左端がロケット本体です。
以下に購入したものをリストアップ。(上記写真にて、左側から各部品の価格)
・水まき用ワンタッチノズル、オス(百円ショップ) : 105円
・水まき用ワンタッチノズル、メス(百円ショップ) : 105円
・耐圧ホース(ホームセンタにて切り売り、15cm) : 20円
・ホースバンド、ステンレス22mm2個入(百円ショップ) : 105円
・空気入れ、ボール用(百円ショップ) : 105円
結構安上がりなんだなぁと思いました。作り方なども、今後まとめたいと思います。