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ワラスボ型のルアー自作03 完成 [ワラスボのルアー]

 ワラスボ型ルアーが完成しました。
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 水に入れると基本的には浮きます。フローティングミノーと呼ばれるルアーの分類に入るのでしょうか。よくわかりませんが。
 重心のバランスを考えて、糸で引く部分は背面にしました。この状態で引いた時に頭部分が水中に潜り、開いた口の部分が水流をランダムに乱してバシャバシャ動いてくれることを期待しています。
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 色は全体を真っ黒にしたかったのですが、よくあるルアーの配色にならって、お腹の部分はうっすらリアルな銀色に見えるようにしました。
 しかし考えてみたら、魚は下から狙われても目立たないように、保護色として明るい空の色と近い白い腹をしていて、逆に背中側は上から狙われても深い深度の暗い海の色に溶け込めるように、濃い色をしているという話を、何かの本で読んだ気がします。
 サンマとかがまさにそんな配色です。

 それを考えると、実はフローティングミノーはリアルな魚に似せるよりも、ある程度魚の動きを再現しつつも色は黒めの配色としていた方が下からの視認性を確保できるのではないでしょうか。

 その結果については、会社の同僚にルアーを渡して試してもらって確認したいところです。

ワラスボ型のルアー自作02 9割作業完了 [ワラスボのルアー]

 ワラスボ型ルアーは、ほぼ完成に近づきました。

 口の牙は、より尖らせたものにするためにクレラップの刃を流用しました。
 キッチンで出るような廃材を工作に利用するって姿勢は、小学生時代から変わっていないのだなぁとしみじみ。
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 ラップの刃を本体に瞬間接着剤で仮止めしたうえで、黒色で軽く塗りました。
 仮止め部分が一通り固まったところで、エポキシ接着剤(透明)をさらに塗り重ねて固めました。
 パテのように使ったエポキシ自体の盛り上がりが、ワラスボの退化した目と似ているような気がしました。
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 あとは釣り糸に固定するための輪を取り付けて、水中での動きの確認、修正といった調整業務となります。


ワラスボ型のルアー自作01 [ワラスボのルアー]

 友人がルアーフィッシングを趣味でしているそうですが、なかなかルアーで魚を釣り上げることができないとぼやいていました。

 腕が悪いとかルアーが悪いとか揶揄しているうちに「じゃあ釣れるルアーを作ってみよう」という話の流れになったので、今、ルアーを作っています。
 とは言っても、本格的なものを一から作るわけではなく、お試し版ということでベースのルアーをもとに改造する方針としました。

 ルアーのデザインは、これもどういう話の流れだったのか「ワラスボ型にしよう」ということになりました。
 ちなみにワラスボは結構見た目が怖い魚です。日本では九州にしか生息していない生き物です。

 実際の製作は、ひとまずベースとなるルアーを切ったり削ったりするところから始めます。
 ルアーにはいくつもの種類があるらしく、友人はシーバス用のルアーを使っているとのことなので、たぶんシーバスに使えるであろうミノータイプと呼ばれるルアーをベースにします。
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 ワラスボの特徴である上向きの口と牙を作りこむために、ノコギリでルアーの頭部を切断しました。素材はポリエチレンらしく簡単に切ることができます。
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 切断した面の一部にカッターナイフで切りこみを入れていき、上あごの牙の形を作りました。ついでにリップというルアーが水中で引っ張られる際に水流を受けてルアー本体を揺らす部分もひとまず切り取ってしまい、下あご部分に流用することにしました。
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 取り合えず本日の作業はここまでとして、残りの作業は明日以降に持ち越します。残務は下記です。
 ・下あごにも歯を付けた上でルアー本体に接着する。
 ・塗装をする。
 ・釣り糸に取り付けるためのフック部分を取り付ける。
 ・水中での挙動テスト。


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