SSブログ

子供用の机の製作02 [子供用机]

 昨日に続き、子供用机と椅子の製作です。

 まずは余ったパイン集成材で、椅子のパーツを作りました。このパーツは直径18cmの円形です。
kids_desk003.jpg

 ノコギリとヤスリで作るのは苦労しました。正直、ちょっと時間をかけすぎて、店で売っている円形の材料を買ってくれば良かったと後悔しました。
 「無いものは作れ」というモットーですが、「有るもので買えるものは買え」という言葉も大切にしていきたいと思います。

 椅子に脚をつけるためのパーツも、パイン集成材で作ります。縦横12.5cmの正方形を切り出して、四隅を3cmずつ切断して十字型にします。
kids_desk004.jpg

 この十字型に4本の脚をネジで取り付けます。
kids_desk005.jpg
 この4本の脚を取り付けた十字型を最初に作った18cmの円形パーツにネジ止めします。
 
 ネジ止めが出来たら、余った白木材を使って6.5cmの長さの3本のパーツを作ります。
 この3本のパーツで、下図のように椅子の脚の補強をします。
kids_desk006.jpg

 これで椅子は完成です。


 次に机の仕上げです。
 作り方としてはもう少し何とかしたかったのですが、100円ショップで売っていたT字金具4つを使って机の収納スペース底板を机の脚のパーツに取り付けます。
kids_desk007.jpg

 最後に机の天板を蝶番でネジ止めして、机も完成です。
 天板は直接机の脚のパーツに蝶番で取り付けてもよいのですが、今回は指挟み事故の防止のため適当に余った材料をかませ、ある程度隙間ができるようにしています。
kids_desk008.jpg
 収納スペースに、クレヨンやスケッチブックをしまっておくことが出来ます。


 実際に座ってもらった状態が下図です。
kids_desk009.jpg

 いままで床で描いていた時と比較して、クレヨンが机から落ちて散らかるという新たな問題が発覚したため、対応を検討中です。
 また、指の挟み込みの事故を防止したつもりでしたが、子供でも容易に机の天板を持ち上げられるため、指じゃなくて頭を打ったりしないか、注意や改善が必要なことが分かりました。
 下図は、天板を持ち上げ、私が片付けたクレヨンを取り出してエンドレスでお絵描き遊びをしようとしているところです。ひとまず、天板を大人がロックできるように改造する予定です。
kids_desk010.jpg

 今回のトータルコストは、一部ストックしていたネジやペンキなどを使っているものの、5000円以下でした。
 構想や買出しの時間を除けば作業時間は6時間程度でした。工作を楽しめる人ならば、家具屋さんで同じような子供用机と椅子を買ってくるよりも多少安くあがるかなという印象です。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 2

フラチキさん

Degochiさんのお子さん初登場ですか!
可愛い盛りの年頃とお見受けします。
机の上って物が溢れてすぐに有効面積が失われますが、
天板が開くタイプであればその心配はないですね。
by フラチキさん (2011-05-07 23:23) 

degochi

はい、可愛い盛りです。でも体力も付いてきたので暴れると大変です。

収納スペースは途中で設計に追加したのですが、実際に出来上がってみるとご指摘の通り、有効面積を確保する上で必要性を感じました。
ただ、使用している途中では、机上の物がひっくり返ってしまうので収納する物については検討しなければならないので、少し不便です。引き出しにした方がよかったかも?と思いました。
by degochi (2011-05-09 23:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。