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エグゾーストキャノン2_28 ピストンの作成方法 [エグゾーストキャノン編]

 娘が熱を出し、看病していたら自分も罹患しました。娘が叩き出した40度近い高熱が出たら今の体力では死ぬかもなぁとおびえて不安になっていましたが、なんとか生き延びることができました。

 で、自分がまだ看病する側だった日は、家族がみんな寝ている状態なので少しだけ工作をすすめました。

 今回は、ピストンの製作です。

 これまでピストン部分を作るのに、アクリルタイヤにやすりがけするなど重労働で苦労していたのですが、今回試しにやってみた作業が意外と効率良い結果をもたらしました。


 使った材料は、ポリエチレン製のまな板です。キャノンを製作する界隈では、比較的メジャーなピストンの材料です。安価で容易に入手でき、加工性に優れており、さらにピストンの性質上、シリンダと接触する部分の潤滑が必要なところに、材料として自己潤滑性というものを持っている理想的な材料です。

 手順は、まな板をシリンダ内径に近い穴ノコギリで円形に切り出し、ボルトとナットで固定します。今回はシリンダの内径が直径27mmだったので、直径32mmの円形に切り出しました。
 その固定した円形のまな板をボール盤にセットしてある程度の大きさまでヤスリや金ノコギリの刃で削ります。直径28mmぐらいまで削ったところでヤスリがけ終了です。

 あとは、シリンダとなる長ニップルをボール盤にセットして回転している円形まな板に押しつけて、円形まな板の外周を削って形を合わせるようにします。
exhaust_cannon2_076.jpg

 最初はヤスリをかけてボール盤を止めて長ニップル合わせてサイズを見て……という作業を繰り返していたのですが、途中で面倒になって回転しっぱなしのまな板に直接長ニップルを軽く接触させたら、意外と簡単にまな板が削れて長ニップルにぴったりはまるサイズになりました。
exhaust_cannon2_077.jpg

 なんでこの方法にいままで気づかなかったのか、疑問です。たぶん、回転する材料に手持ちの材料を押しつけて変な勢いではじかれるのが怖かった、というか実際危険だからなのでしょうが。
 それにしても、作業時間が、これまでなんだかんだで1時間ぐらい掛っていたものが、20分程度で作業完了できるようになりました。工法ってのは、やっぱり大切なんだなぁと思いました。


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