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ホッキョクグマ製作日記102 量産化の試作1 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 いろいろ並行して進めている仕事のうちの、着ぐるみ量産化のための試作を行いました。
 量産といっても工場などに現時点ではつてがないので、家内制手工業の範囲内です。

 まずはフェイクファーの切り出しと縫製です。型紙を丈夫な素材で作り下書き線を欠く時間を短縮しました。
 また、これまでフェイクファーの切り出しに長い時間がかかっていたのですが、今回やっとこさ解決策に辿りつきました。
 これまでの問題は、フェイクファーをハサミで切る場合、注意しないと毛の部分も切ってしまうことがありました。これを解決するために、ハサミではなくカミソリを使うことにしました。これにより、毛の部分を切ることがなくなりました。
 って、これに気がついた後ネットで検索をかけたら「フェイクファー、切り方」でカミソリやカッターを使う方法がすぐに出てきました。こういう問題って、気付いた後考えるとなんで最初に思いつかなかったんだろうということが多いです。
sirokuma10_019.jpg

 次に時間がかかるのが、頭部の下地パーツです。
 今までは石膏型に紙粘土を詰めて成形して複製をしていましたが、この素材だと水に弱いので着ぐるみの洗濯が困難でした。そこで、水に強い素材で量産できる方法を考えていました。

 まず最初に考えたのが、プラスチック素材を使った真空成形です。
sirokuma10_020.jpg

 真空成形装置を自作して、この方法で試したところ、型が大き過ぎるためか上手くプラスチック板が成形できませんでした。プラ版の厚さを変えたり熱する時間を変えたりしましたが、なかなかうまくいかないためこの方法は一旦保留としました。
sirokuma10_021.jpg


 次に試したのは、発泡ウレタンを石膏型に注入する方法です。
sirokuma10_022.jpg

 剥離剤の代わりに、よく駄菓子屋に売っている割れないシャボン玉みたいなものを使いました。
sirokuma10_023.jpg
 数回発泡ウレタンを石膏にたらしてみたところ、発泡ウレタンは硬化後石膏から簡単にはがせたので剥離剤代わりのシャボン玉は鼻先のみだけにしました。まあ、これがのちの失敗につながるわけですが。
sirokuma10_024.jpg

 一旦この状態で数時間放置します。
 続きは明日報告予定です。


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