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リアル系白クマ着ぐるみ編 ブログトップ
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ホッキョクグマ製作日記122 フェイクファー切り出し [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 シロクマ着ぐるみは、胴体の毛皮部分であるフェイクファーの切り出しを行いました。

 年末の大掃除の甲斐あって、大きめの布を広げて型紙から写す作業が出来るようになりました。
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 以前使用した型紙を使って、フェイクファーに線を引いた後にすべて裁断しました。
 昔はこの作業に1時間ほどかけていたのですが、最近はコツをつかんだので15分ぐらいで終わるようになりました。
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 後は、切り出したフェイクファーのパーツを手縫いで縫い合わせて胴体を作ります。
 手順は、作業を外注に出すこともあるので、簡単な手順書を作っています。自分で作る場合、もう慣れましたので必要ないのですが、少し時間が経ってみると『ここ、どうしていたっけ?』などと思うことがあるのでたまにですが、役に立つこともあります。
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 次回は胴体部分の縫製作業です。


ホッキョクグマ製作日記121 新しい頭部土台完成 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 出来上がった新しいシリコーン型で、シロクマ頭部土台を作ります。

 今回失敗から学んだ新しい改善点がありました。
 シリコーン型の補強材でFRPを使い、樹脂溶剤の匂いが型にしみ込んでしまったを軽減するため、シリコーン型を鍋で煮て匂いが飛ばないか試行してみました。
 匂い取りの結果はいまいちだったのですが、この型を熱した状態の場合、頭部土台の鼻部分の材料をスムーズに流し込むことができました。
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 その後、顔面部分の材料を型に流し込んで、さらに数日寝かせました。
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 充填した材料が充分固まった頃を見計らって、型から取り出しました。
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 熱しながら注入した鼻のパーツはうまいこと型に密着してくれていました。顔面部分との接続も強度があり問題なさそうです。
 これで一旦、頭部のパーツ作りは終了。
 明日以降は、体部分のフェイクファーの裁縫が始まります。


ホッキョクグマ製作日記120 頭部土台の修正 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 頭部のプラスチック成形を一旦保留して、従来通りのシリコーン型での頭部土台作りを行いました。
 ほんの少し形を修正して作り直しです。

 これまで使っていた型で石膏による原型を作り、それに対して油粘土で修正しました。
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 仕上げるまで多少時間がかかってしまいましたが、最終的な原型ができました。
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 この原型にシリコーンを塗ります。厚みをある程度一定にするのが難しいです。
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 シリコーンが硬化したのち、補強材として今回、初めてFRPを使いました。
 ただ、結論を言うとシリコーン型側に剥離剤を厚めに塗っておかないと、FRPの樹脂の匂いが染みついてしまいます。匂いを吸いやすいシリコーンに、これは失敗でした。
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 これで、ひとまず修正後の型作りは終了。材料の硬化時間を除いた作業時間はトータルで10時間程度だったと思います。
 次回はこの型を用いたシロクマ着ぐるみの頭部土台作りです。


ホッキョクグマ製作日記119 プラスチック成型連敗中です [リアル系白クマ着ぐるみ編]

シロクマ着ぐるみの頭部土台の量産で、まだ自力製作挑戦中です。

石膏の雄型にラップを巻いて、プラ板を被せて上から熱湯注ぐ作戦を敢行しました。
結果、熱量が足らないためうまく成型できず失敗しました。
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昨年のバキュームフォーム自作でもダメでしたが、これはむずかしいです。
電気ストーブじゃないとダメなのかしら。均一に加熱出来ていないのかも知れません。

いっそ、思い切ってバーナーまで使いましたが、均一に加熱することの難しさといったら!
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ということで、もうちょっと方法は考えます。

ホッキョクグマ製作日記118 手順書作成中 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

頭部の土台と並行して、体部分の縫製作業の手順書を作成中です。
作業を外注で依頼する際に必要になるためです。
が、ある意味、説明する方が大変で自分で作業した方が早いかもしれません。
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以前外注で依頼した方は裁縫を趣味にしていたので、それこそバックトゥザフューチャーのマーティみたいな「それじゃ、リズムはブルースでBから入って途中で変わるけど、あとは適当にあわせてついてきて」 ぐらい適当な指示でジョニーBグッドを演奏してもらえる程、楽だったのですが普通の人にはそうはいかないようで、細かく手順を書いています。

この作業、今週いっぱいかかるかもしれません。

ホッキョクグマ製作日記117 頭部雄型 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

シロクマ着ぐるみの頭部を量産すべく、試行錯誤三年目ぐらいになりました。
今回の量産方法は、今まで雌型でのみ頭部の土台を作ってきたものを一部、雄型に変更するというものです。

型は、これまで使ってきたシリコーン型に石膏を流し込んで作りました。
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素材は検討中ですが、EVAとかが手軽で良いかもです。
当初は鉢底ネットをドライヤーで加熱して成形しようとしましたが、さっき断念しました。
昔から諦めだけは早いほうです。


ホッキョクグマ製作日記116 頭部量産効率化 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

シロクマ着ぐるみをこの一年で数体製作してきましたが、最も時がかかるのが頭部です。
量産もシリコーン型を作り効率化を図りましたが、イマイチ量産性が悪いです。
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そこで、作り方を少し改良することにしました。

型を使うのは同じですが、素材を複数組み合わせて製作時間の短縮を図る予定です。
検討している方法が成功したら、次はプレス加工のようなことにも挑戦したいです。

ホッキョクグマ製作日記115 毛刈りにバリカンを使う [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 また新しいホッキョクグマの着ぐるみを作っています。
 毎回、顔の仕上げでハサミを使って散髪する際、毛並みを揃えることに苦労をしています。

 以前バリカンを使った時はあまり切れなかった印象があり敬遠していましたが、今回再挑戦してみました。

 前回は人間の髪の毛を切るイメージでバリカンを使っていましたが、今回散髪するフェイクファーは毛が細く弱いので、同じ感覚では切れないということを前提にバリカンを使ってみました。

 イメージとしては、粘土のボコボコした表面を指の腹で撫でて平らにする感じでバリカンをフェイクファーの表面にかけてみたところ、手ごたえはないのですが一応細かく切れていることが分かりました。
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 ただ、やはりザックリとは切れないので、ハサミで大まかに散髪した後、毛先を整える仕上げとしてバリカンを使うことが最も良い結果になる作業方法だと思いました。


 ちなみに今回は、フェイクファーの生地をハイパイルのセミロングにしたのですが、これでも毛は長く感じます。
 個人的に好きな見た目のホッキョクグマに仕上がるのは、やはりソフトタッチファーのようです。


しろくまカフェ再びとストロー飲み機構実装結果 [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 先週の9月6日に出張で関東地方に出かけたので、再びしろくまカフェ高田馬場店へ行きました。

 行くにあたり、これまで実装できていなかった着ぐるみでのストロー飲みの機構を試作して実装しました。
 計画としては、このワサビチューブにビニルパイプを付けて漏斗部分にコップのストローをすりつけて飲むという方針です。
 既存のシロクマ着ぐるみ12号の口を切って開放し、その部分にワサビチューブを漏斗代わりにねじ込みました。
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 よく見ると、口が半びらきで中に飲み込むための管が見えます。
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 いままでの着ぐるみ頭部は、口を閉じて作っていたので気がつきませんでしたが、口は多少開いている方が表情が出て良いと思いました。


 ともかく、ストロー飲みができるような機構を搭載した着ぐるみでしろくまカフェ訪問しました。
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 ひとまずストローを差して
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 おお、一応吸えた。改良の余地は多少ありそうですが、何とかなりそうです。
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 そうこうしている間に、今回も忙しい中、パンダくんが駆けつけてくれました。
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 お店の方は事前連絡した時から親切に対応して頂きました。本当にありがたかったです。
 結局、パンダ君とは合コンで女性にすっぽかされた男友達二人みたいな状態で楽しく雑談していました。
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 今回もゆっくりさえてもらいましたが、また機会があればしろくまカフェ高田馬場店にお邪魔したいです。


ホッキョクグマ製作日記114 着ぐるみ煮詰まってきました [リアル系白クマ着ぐるみ編]

 この一年である程度まとまった量の着ぐるみを作ってきたおかげで、体の部分の寸法も少しずつ修正されました。
 これまで使っていた型紙も修正に合わせて作り直し、新しい型のシロクマ着ぐるみを製作しました。

 型紙に合わせてフェイクファーをざっくり切って、一気に全身を縫製し
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 手足を作り込み、頭部とファスナーを取り付け
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 顔の毛を散髪して
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 できあがり。
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 まとめて書くと一分で終わってしまう作業工程も、まだまだ時間のかかる部分も多いです。
 今もっとも時短したいのは、顔の散髪でしょうか。人間用のバリカンでは、フェイクファーが細くやわらかすぎるので上手く刈れないため、ハサミで切りそろえているのです。
 どなたか、良いアイデアないでしょうか。他の着ぐるみ作る人は、どうやって工夫しているんだろう……。



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